
【この記事は、壱岐ライターズクラブ鬼凧のメンバー山川章さんによる取材記事です。】
日本で10か所指定された、「SDGs未来都市」のプロジェクトの一環「壱岐 i.club Summer Program! 2019(以下、iSP!@IKI 2019)」の取材に行って来ました。
壱岐市のSDGsへの取り組みの特徴に1つとして、このiSP!@IKI 2019を繰り返し行うことで、2030年のゴールに向けて前進していくことが挙げられます。
iSP!@IKI 2019では、壱岐市内の高校生と大学生が混成グループを作り市内の企業を訪問し、その企業が抱える問題を一緒に解決する取り組みが行われました。
自称焼酎ソムリエを自負するわたくしは、壱岐の華へ同行取材しました。

【壱岐焼酎が抱える課題】
壱岐の華の社長・長田さんの話では、壱岐麦焼酎の知名度を上げることが一番の問題だそうです。大阪よりも遠いところでは壱岐麦焼酎は、あまり知られていないそうです。

1995年、WTO(世界貿易機関)のトリプス協定において、「壱岐焼酎」「球磨焼酎」「琉球泡盛」「薩摩焼酎」の4焼酎は、<地理的表示の産地指定>を受け、国際的にブランドが保護される事になりました。
しかし、中国市場に販路を拡大し始めた矢先に福島の原発事故をきっかけに、日本の焼酎は中国に輸出できなくなったこと、物流の主流がインターネット通販に変わって従来型の販売方法が通用しなくなっていること、ただ焼酎を売るのではなく焼酎に付加価値をつけ、高くても買ってもらえる製品にすることが大切であることなどを学びました。
今回の取材を通じて、若い人たちが工場見学や質問などに一生懸命取り組む姿を見て、必ず良い改善案を見つけてくれるに違いないと確信いたしました。発表会が楽しみです。